「ビジョンを相手に伝える」ときに一番大事なこと【久瑠あさ美メンタルトレーニング】第10回 #2講評
久瑠あさ美の「コロナ禍以後をいかに生きるか」Vol.10
コロナ禍が続く今、生活スタイルや、働き方、生き方までも変わろうとしています。何が起こっても不思議ではない予測不可能な時代(不確実性の時代)を、いま私たちはこれまでにない不安やストレスに満ちた毎日を送っています。だからこそ、「自分と向き合い、自分の在り方やこれからの生き方を見直すきっかけ」ととらえ直せるかどうかが大切だと、メンタルトレーナーの久瑠あさ美先生は語ります。
◉どうやって自分と向き合い、どうやって自信を取り戻すべきか?
◉どうしたら自分の中の潜在能力をもっと発揮することができるのか?
数多くの著名人たちから支持を受けているメンタルトレーナーの久瑠先生が、初めてYouTube動画と連動してお送りするメンタルトレーニングの実践現場。今回は公開メンタルトレーニングの実践現場を実況中継。久瑠式メンタルトレーニングのノウハウを余すことなく披露する!!(聞き手:弊社編集・鈴木康成、構成:甲斐荘秀生)
◉まずは、こちらの映像をご覧ください。
https://youtu.be/YafqgCcib84
本連載では、担当編集の鈴木さんとディレクターの甲斐荘さんがモデルになって、久瑠あさ美のマインドトレーニングに実際に取り組み、講評を受ける姿を動画とテキストでご覧いただいています。読者の皆さんも、お二人の姿を参考にぜひご自身でワークに取り組んでください。
トレーニング#1(本連載第5回で出題)では、ご自身の過去、現在、未来について、「仕事の役に立てること」を100個ずつ書き出すワークを実践してもらいました。
そして連載6~9回では久瑠がワークの結果を公表し、お二人もワークへの回答、そして取り組み方に表れたご自身の【人生観】と向き合うことができました。
今回からは、トレーニング#2(出題編は本連載第9回)に対して、鈴木さん、甲斐荘さんがワークに取り組んだ結果を講評していきます。
このワークでは、トレーニング#1(第5回~第9回をご覧ください)のワーク結果に対して、
①「過去、役に立ててきた100個」をそれぞれ自分の「快の感情」「不快の感情」「何も動かない」に分ける
②「現在役に立てている100個」を「have to」「must」「want」に分ける
③「未来、役に立てたい100個」の中から心が熱くなってくるものを10個選び、自分が役立っている姿を現在進行形の文章で書く
ことで、お二人のマインドをさらに深掘りしていきます。
今回は、鈴木さんの「未来の姿を現在進行形の文章で書く」課題を講評していきます。
本連載をご覧の皆さんも、ぜひご自分で挑戦してください。
■鈴木さんにとって「強さ」とは?
久瑠:未来の姿を文章にするに当たって、鈴木さんはどんな役創りをされたのでしょうか?
鈴木:ワークと向き合って、十年後二十年後の自分を想定した時、僕に教え子さんができていて、教え子に対して喋ってるようなイメージで書いていきました。
久瑠:この文章には、鈴木さん特有の「謙虚さ」が顕れていますね。肯定感と自虐感を、双極的に行ったり来たりしている印象を受けます。
弟子に対して自分の歩んできた姿を見せて、「お前達もこう生きろ」という雰囲気がありながら、自分のあり方を100%薦めているわけでもない。
迷いながら、模索しながら、それでも「これが答えだ」ということを決めていく。
それと「セクハラおやじになりたい願望」がありますよね(笑)。
鈴木:あうぁ〜
久瑠:「七十になっても男を忘れてないぞ」みたいな。こういうおじいさん、いますよ。これは鈴木さんの憧れの姿なんじゃないですか?
鈴木:愛嬌のあるおじいさんになりたいんです。もちろんセクハラはいけないんですけど、そういうことを愛嬌をもってできる人って、男として「かわいい」なと思うんです。
チャーミングなおじいちゃんになっている、っていうのは、僕のコンセプトなんですよね。
久瑠:「チャーミングなおじいちゃん」というのは鈴木さんにぴったりですね!